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​私の小さな願いたち

作 パイシェル

私はまるでおさない子供みたい

 

 

失うのが怖くておびえてる

 

 

そんな気配なんかなくとも

 

 

幸せだと感じながらも

 

 

心が常にふるえてる

 

 

なんて臆病なんだろう

 

 

でも、そんな私さえ愛しくて

 

 

そんな私の心も、大切なものたちも、

なにもかもひっくるめて好きなの

 

 

私たちは、なんてもろいものの上に立っているんだろう

 

 

一夜にして崩れてしまうかもしれないものの上に立っていながら、永遠を歌ってる

 

 

今がいつまでも続くことを願ってる

 

 

それは私が人間だから

 

 

心細くふるえても、たとえはかないものだとしても

 

 

信じていたい

 

 

生きていたい

 

 

私の、小さな願いたち

ふと心配になって、失うのが怖くなって、不安でおびえだす私の心

 

ほんとにちょっとしたときにおとずれるこの動揺は、すっかり私の心を弱くしてしまいます

 

つい最近やっぱりそんなことがあって、

ふと出てきたのがこの言葉たちです

 

最後の方は意識して明るく結びました

 

でないとどんどん悪い方に思ってしまいそうで

 

それでも、たとえ暗くとも、気持ちを書いてるとなんだか落ち着く、これが詩のいいところなんですよね

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