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妹
作 パイシェル
今日はどこか元気がない
何も喋らず黙ってる
口をへの字曲げて、悲しい目をしている
何か嫌な事があったのかも知れない
私が何か嫌な事を言ったのかもしれない
違うかもしれないけど、そうかもしれないから、言っておこうあの言葉
ごめんね
大丈夫?
違うかもしれないけれど 元気にはなれないかもしれないけれど 私に出来るのはこれくらい
今になってふと思う
元気がないってつまらない
明るかったら楽しくて 暗かったらさみしい
当たり前の事だけど、こうしてあなたが下を向いて黙ってて、元気がないのを見ていると、あたり前には思えない
明るいって楽しい
笑えるって嬉しい
だからお願い、元気になって
そしてまたいつものように笑い合おう!
若い頃の昔の詩です
小学校4、5年だったかなあ
妹といつもみたく遊んでたんだけれど、妹が急に黙り込んで、下を向いて黙ってしまったんです
私はてっきり、嫌な事でも言ったかと思い、ふとなんだか寂しくなって、
妹がちょっと行ってしまった間に詩を書いたんです
それがこの詩です
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